カシューナッツを知っていますか?
人気が高いナッツで、ほんのりと甘い味で美味しいナッツです。
「でもカシューナッツを食べ過ぎると太るんじゃないの?」
「栄養豊富とは聞くけど、脂質が多いとも聞くし・・・。」
こんな印象を抱いている人も多いかと思います。
そこで、今回はカシューナッツについて紹介していきたいと思います。
健康や美容への効果はどうなのでしょうか?
カシューナッツの栄養や1日の摂取目安。
食べ過ぎるとどうなるのか、そして太るのか?、なども気になるところ。
この記事を最後まで読めば、今日からあなたもカシューナッツマスターになれますよ!?
カシューナッツとは
まず、カシューナッツについて紹介していきます。
カシューナッツの主な産地は、インド、タンザニア、ブラジルなど。
原産国は南米なのですが、現在は世界最大の生産・輸出国はインドとなっています。
熱帯地域、亜熱帯地域、などに生息しています。
カシューナッツの栄養
カシューナッツ100gあたりの3大栄養素はこんな感じです。
カロリー | 591kcal |
タンパク質 | 19.8g |
脂質 | 47.6g |
炭水化物 | 26.7g |
食物繊維 | 6.7g |
ナッツ類には脂質が多く含まれています。
カシューナッツは特に多く、ナッツ類の中でも脂質が多いことで有名なのです。
そのため、「カシューナッツを食べると太る!!」とイメージする人は多いでしょう。
後で詳しく紹介しますが、ナッツ類に含まれている脂質は「不飽和脂肪酸」と呼ばれる健康に良い脂質。
なので、食べ方を間違わなければ健康や美容に効果ありですよ!
カシューナッツに含まれる主な栄養素です。
◆不飽和脂肪酸
・オレイン酸
◆ビタミン
・ビタミンB1
・ビタミンK
◆ミネラル
・カリウム
・鉄分
・リン
・亜鉛
これらの栄養素が健康や美容にどのように影響するのか。
詳しく解説していきましょう。
カシューナッツの代表的な健康・美容への効果8つ
先ほど紹介したように、カシューナッツにはたくさんの種類の栄養素が豊富に含まれています。
では、その栄養成分は私たちの体にどのように作用するのでしょうか?
①ダイエット効果
カシューナッツに含まれているビタミンB1が含まれています。
このビタミンB1には、糖質を効率よくエネルギーに変換してくれる働きがあります。
つまり、カシューナッツを食べることで脂肪燃焼しやすい体になるのです。
さらにカシューナッツに含まれる水溶性食物繊維が糖の吸収を緩やかにしてくれる効果もあります。
カシューナッツを食べると太りやすい、という噂は“食べ過ぎた場合に限る”という条件付きですね。
②疲労回復効果
ビタミンB1が不足してしまうと、糖質を上手くエネルギーに変換することができず、エネルギー不足になってしまいます。
結果、だるさや疲労を感じやすくなるのです。
ビタミンB1を摂取することで効率よくエネルギーを作り出すことができます。
疲労感を感じたら、カシューナッツを食べると良いでしょう。
③美容効果・美肌効果
カシューナッツには亜鉛が含まれています。
亜鉛はタンパク質を合成するために必要不可欠な栄養素です。
健康的な皮膚や髪を維持するために重要な成分なのですね。
④エイジング効果
カシューナッツに含まれている不飽和脂肪酸のオレイン酸には、抗酸化作用があります。
体内の細胞の酸化を防ぐことでエイジング効果も期待できます。
また、抗酸化作用は健康管理にも効果ありだと言われています。
生活習慣病の予防にもなると言われているのです。
⑤むくみ解消
むくみは、体内で水分の流れが悪くなってしまい、水分が体内に溜まってしまうことで起こります。
その原因のひとつとして挙げらるのがナトリウム(塩分)。
体内の塩分濃度が濃くなると、体内の塩分濃度を下げるために水分を溜め込もうとします。
水分が体内に溜め込まれて、”むくみ”となるのです。
カリウムには、ナトリウムを排出する作用があリます。
カシューナッツを食べることでカリウムを摂取でき、むくみ解消の効果が期待できます。
⑥高血圧の予防
また、カリウムには体内で過剰になった塩分を体外に排出してくれる役割があります。
高血圧の原因のひとつに塩分があります。
カリウムを上手に取り入れることで、むくみ解消、高血圧の予防ができるのです。
⑦貧血予防
カシューナッツには鉄分も含まれています。
鉄分は日常の食生活では不足しがちで、意識して摂取しないと摂取不足になってしまいます。
鉄分が不足すると、貧血や頭痛、食欲不振、動悸、などの症状が出やすい傾向があります。
カシューナッツで鉄分を摂取し、貧血予防をしましょう。
⑧整腸作用
ナッツ全般に含まれている水溶性食物繊維。
もちろんカシューナッツにも豊富に含まれています。
腸の中で水分を吸収し、腸内を掃除しながら便を排出してくれます。
そして食物繊維は善玉菌の餌にもなります。
悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やして、健康的な腸を作りましょう。
カシューナッツの1日の摂取目安
カシューナッツには魅力的な様々な栄養成分が豊富に含まれています。
ですが、たくさん食べれば良いということでもありません。
では、1日の摂取の目安量はどのくらいなのでしょうか?
ズバリ、カシューナッツは1日あたり15~20粒が目安でしょう!
健康に良いといっても、食べ過ぎてしまうと逆効果。
食べ過ぎてしまったら、どのような影響が出てくるのでしょうか?
カシューナッツを食べ過ぎるとどうなる?
カシューナッツを食べ過ぎた場合、どのようになってしまうのかを紹介しましょう。
①太る
カシューナッツに含まれるビタミンB1のおかげでダイエット効果があると紹介しました。
しかし、カシューナッツを食べ過ぎてしまうと逆効果。
太ります!!
カシューナッツには多くの脂質が含まれているので、単純に摂取カロリーの問題から太ってしまうのです。
1日15~20粒を目安に食べるようにしてください。
②肌荒れ・ニキビ
カシューナッツには美容・美肌効果もありますが、こちらも食べ過ぎると肌荒れの原因になります。
脂質が多いカシューナッツです。
食べ過ぎると皮脂の分泌が活発になり、毛穴が詰まる原因に。
吹き出物やニキビが出ないように、カシューナッツの食べ過ぎには注意しましょう。
③便秘、腹痛
食物繊維は適量であれば便秘解消に効果的なのですが、これも過剰摂取は逆効果。
腸の中で大量に水分を吸った食物繊維は、腸の中で詰まってしまいます。
便秘の原因になるほか、腸内に便が滞るので腸内環境も悪くなります。
腹痛や下痢、そして肌荒れの原因にも。
結局、カシューナッツは太るのか?
カシューナッツを食べると太るのか?という問題。
結論としては、“食べ方による!!”ということです。
1日の適量を守って食べていれば、太るどころかダイエット効果も期待できます。
しかし、過剰に食べ続けると
摂取カロリー > 消費カロリー
となり、消費できなかったカロリーが体内に蓄えられていきます。
その結果、”太る”という結果になるでしょう。
なのでカシューナッツを食べる場合は、「1日当たり15~20粒」を守ってください!!!!
カシューナッツのおすすめの食べ方
おすすめの食べ方は様々あります。
カシューナッツは万能なナッツなのです。
・生のまま
一番シンプルな食べ方です。
そのままで食べても十分美味しいし、ほとんどの場合は抵抗なく食べることができると思います。
・ロースト
カシューナッツをローストすることで香ばしさがプラスされます。
ローストされたものも売っているので、お好みに合わせて選んでも良いでしょう。
・サラダなどのトッピングに
カシューナッツはサラダなどにも相性◎。
食感も楽しめるサラダになるでしょう。
・シリアルやヨーグルトと一緒に
カシューナッツは豊富な脂質に、優しい甘味。
シリアルやヨーグルトとも相性抜群です。
・炒め料理に使う
中華料理では、よく豚肉や鶏肉と一緒にカシューナッツを炒めます。
オイスターソースなどで味付けすると、とても美味しいですよ。
・スイーツ作りに使う
ケーキやビスケットなどの焼き菓子にもカシューナッツは相性が良いです。
またフライパンで簡単に作れるカラメルナッツなんかも美味しいですね。
カシューナッツはどこで売ってる?
ここで気になるのは、「カシューナッツはどこで売っているのか?」という問題。
カシューナッツは、実は色々なところで購入できます。
コンビニやスーパーのおつまみコーナー、ナッツコーナーに行けば購入することができます。
カルディや成城石井などの輸入食品スーパーでも購入できますよ。
もしくは、インターネットでも購入できます。
僕はいつも楽天市場でまとめ買いしています。
楽天市場だとポイントも貰えるし、まとめ買いすれば送料も気になりません。
外に出る必要もないので、おすすめです。
まとめ
今回はカシューナッツについて紹介してきましたが、いかがでしたか?
カシューナッツを食べる時は、摂取量に注意してください。
栄養豊富でダイエット効果や美容・健康の面もメリットが多いカシューナッツ。
しかし、食べ過ぎると肌荒れや便秘、太るといったリスクもあります。
カシューナッツを生活に上手に取り入れて、健康な生活を過ごしましょう!!
ブラジルナッツ以外のナッツについて知りたい方は、こちらも参考にしてみてください。
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