社会人になってから勉強って必要だと思いますか?
多くの人は、「社会人こそ勉強が必要」と感じているようです。
しかし、充分な時間が撮れていないのも事実。
「勉強のやる気が出ない」
「モチベーションが続かない」
こういった人も多いかもしれません。
そこで、勉強のやる気が出ない原因6個と、モチベーションが上がる対策13個を紹介します。
自分のスキルを高めて、自身の可能性を広げましょう!
社会人はどのくらい勉強している?
学生時代は勉強するのが日常でした。
毎日学校に行って、与えられたカリキュラムをこなす。
場合によっては宿題を家でする。
こんな当たり前な毎日も、社会に出たら急変します。
平成28年に総務省が実施した社会生活基本調査※1 の結果を知っていますか?
日本人就業者の学習・自己啓発のための時間により、1日当たりどのくらい勉強しているかを知ることができました。社会に出ている人の1日の平均的な学習時間は、なんと約6分!
つまり、大半の社会人が勉強をしていない、ということが分かります。
なら、毎日30分でも1時間でも勉強を続けることができれば、あなたは周りよりも大きくリードすることができるでしょう。
※1 参照元:政府統計の総合窓口 e-Stat
ここで疑問が出てくるのですが、社会人になっても本当に勉強は必要なのでしょうか?
社会人はなぜ勉強が必要なのか?
社会人の勉強については、人それぞれ考え方が違うと思います。
「会社から与えられた仕事をこなすだけだから、会社が求めない限り勉強は必要ない」
という考えの人もいれば、
「出世、昇給のために、転職活動が有利になるように勉強しておかないと」
と考える人もいることでしょう。
どちらが正解とは言えません。
それぞれ人生で大切にしたいことは違います。
ただ、あなたが定年するまで今の会社が安泰とは言い切れないのは事実。
これから考えられるリスクとして
・会社の倒産
・リストラ
・昇給できない
・会社への不満(人間関係や仕事内容など)
・将来への不安(老後資金など)
だとしたら、何かしらの準備はしておくに越したことは無いでしょう。
勉強のやる気が出ない原因
実際に「勉強しようと」意気込んでも、やる気が続かないことはよくあります。
なぜやる気が出ないのか。
これにはいくつかの理由が考えられます。
①スマホやゲームなどの誘惑
日常的に触っているスマホやゲーム、マンガなどが気になって勉強に集中できないパターンです。
気が散ってしまう物を特定して、視界に入らないようにしましょう。
SNSも勉強の妨げになる可能性が高いので、通知音も消しておくと良いと思います。
②目標が定まっていない
何のために勉強しているのか、勉強した結果どうなりたいのかが不明確な場合もあります。
目標や目的が無いと、勉強していても不安になってしまいます。
「本当に勉強しないといけないのかな?」と感じてしまうことさえあるでしょう。
・資格を取得する
・〇〇のスキルアップ
・来年の転職活動に向けて
など、できるだけ具体的な目標があれば、目標に向かって頑張れると思います。
③生活習慣がバラバラ
生活習慣が定まっていないと、勉強をする気持ちに上手く切替わらないこともあります。
起きる時間がバラバラ、何時間勉強するのかkimete、など。
自身を勉強モードに切替えるためにも、生活リズムを整えてみましょう。
④勉強している環境が悪い
集中できないのは、勉強している環境も原因となっている可能性があります。
・温度が暑すぎる(寒すぎる)
・周りがうるさい(静かすぎる)
・人から話しかけられる環境
・机や椅子の高さが合っていない
これらは気になり始めたら勉強に集中するのが難しくなってしまいます。
調整できるものはできるだけ調整して、快適な環境で勉強するのが良いと思います。
⑤目標設定が高すぎる
目標は高い方が良いと言いますが、高すぎるとモチベーション維持が難しくなります。
自分自身の成長を実感できず、自己嫌悪に陥る可能性があります。
適度な達成できる目標を設定してみて下さい。
使用しているテキストが難しすぎると感じている場合は、別のテキストを使ってみることを検討しても良いでしょう。
⑥睡魔に勝てない
時には眠気に襲われることもあるでしょう。
まずは自分がいる環境に原因が無いか確認してみて下さい。
・ベッドやソファーで勉強している
・深夜まで勉強している
・仕事や勉強の疲れが溜まっている
環境を整えることと、疲れたら適度に休憩することをおすすめします。
やる気を出すための方法
それでは、勉強のやる気を維持するための方法を紹介していきます。
あなたに合った方法を試してみて下さい。
①整理・掃除をする
まずは勉強する机の周りを片付けてみましょう。
色々な物が散乱していると、気が散る原因になります。
きれいに整理・掃除をすることで机も広くなり、勉強しやすくなると思います。
②早起きをする
早起きをして勉強するメリットは3つ。
・脳がスッキリしている状態(新しい知識を入れやすい)
・確実に時間が確保できる
・1日の予定を立てやすい
しかし、夜じゃないと集中できないという人もいると思います。
夜型タイプの人は無理せず夜に勉強した方が効率が良いこともあるので、自分が集中しやすい時間を探してみて下さい。
③好きな食べ物・飲み物と一緒に
やる気を出すために、自分のルーティーンを作るのも良い方法と言えます。
しんどい事でも、好きな物があれば頑張れる人も多いはずです。
コーヒーや紅茶、チョコレート、ポテトチップスなど。
「勉強の時はコレ!」というパターンを作ってみてはどうでしょうか?
④音楽を流す
無音の空間では集中しにくいという人も多いです。
好きなアーティストの音楽や作業用のBGMを流すことで集中力が高まるかもしれません。
ラジオも聞き流しには最適なメディアだと言えます。
⑤場所を変える
いつも同じ場所だとマンネリ化してしまうこともあるでしょう。
そんな時は、思い切って場所を変えてみることをおすすめします。
例えば図書館に行ってみたり、カフェで勉強してみたり。
自分の部屋からリビングに変えるだけでも新鮮な気持ちに慣れると思いますよ。
⑥得意な分野から始める
勉強は始めるまでが1番大変だと思います。
しかし、始めてみたら意外と集中できたという経験をお持ちの方も多いのでは?
まずは得意な分野や、始めやすい作業からスタートしてみるのがおすすめです。
「やる気を出す ⇒ 勉強」
ではなく、
「勉強 ⇒ やる気が出る」
ということを意識してみて下さい。
⑦達成できる目標を設定する
初めから大きすぎる目標を立ててしまうと、継続するのがしんどくなってしまいます。
そうならないためにも、小さな目標を細かく設定しましょう。
1つずつ確実に達成していくことで、自分の成長を実感できると思います。
小さな目標を達成していくことで、あなたの自信にも繋がります。
⑧目標を宣言する
目標を宣言することで、自分自身を追い込む方法もあります。
例えば、
・家族や友達に目標を言ってみる
・SNSで目標を宣言
・部屋の見えるところに目標を貼りだす
自分にプレッシャーを与えることで、モチベーションも上がるでしょう。
周りに目標を伝えることで、アドバイスをもらえることもあります。
SNSなどは進捗報告の場としても使えるので、試してみては?
⑨勉強の計画を立てておく
その日の勉強の計画を先に考えておくことで、スムーズに取り掛かることができます。
・何時から何時まで勉強するか
・どの分野を勉強するか
・どこまで進めたいか
あまり細かく計画してしまうとハードルが高くなってしまうので、大まかで構いません。
ある程度の簡単なToDoリストを作ってみるのも良いと思います。
⑩適度に休憩する
連続して勉強していると、脳も身体も疲れてしまいます。
眠気がある場合は仮眠をとっても良いでしょう。
また、軽い運動も血行を促してくれるので、頭がスッキリすると思います。
疲れを感じたらウォーキングやストレッチなどを取入れてみて下さい。
⑪仲間をと競う
同じ目標に向かって頑張っている人がいれば、一緒に頑張るのも良いでしょう。
お互いに刺激し合うことで、お互いのやる気を引き出すことができます。
実際に合える友達でも良いし、SNSで近況報告し合うのも良いです。
⑫偉人の名言からヒントをもらう
勉強や人生観について名言を残している偉人はたくさんいます。
これらの名言を読んで、自分自身を奮い立たせるのもアリです。
例えば、
・夢を見るから、人生は輝く (モーツァルト)
・今日の成果は過去の努力の結果であり、未来はこれからの努力で決まる (稲盛和夫)
・やれなかった、やらなかった、どっちかな? (相田みつを)
・人にできて、君にだけできないなんてことあるもんか (ドラえもん)
未来の自分を思い描いて頑張りましょう!
⑬スクールに通う
自分でやる気を出すことが難しい場合、スクールに通うのもアリです。
お金は掛かりますが、ほぼ強制的に勉強を進めることができます。
また、テキストだけでは理解しにくいところも直接教えてもらえるので、理解が深まることでしょう。
苦手な部分、分からない部分を質問できるというメリットも大きな魅力です。
まとめ
勉強のやる気が出ない原因と対策について紹介してきました。
いかがでしたか?
社会人になっても勉強は必要です。
あなたに合う、やる気の出し方を見つけて下さい。
自分の目標を信じてトライしましょう!!
関連記事
↓↓
【インドア派の休日13選】休日の家でのおすすめな過ごし方
コメント