『趣味は料理です』と答える人は、男女問わずたくさんいます。
「家事の一つを趣味なんて言ってよいのか・・・？」
という疑問を抱く人もいるかもしれませんね。
でも大丈夫！自分が楽しいと感じているのなら、料理も立派な趣味と言えます。
趣味として料理を楽しむことで、とても大きなメリットをたくさん得られるんです。
料理初心者の人も始めたくなるメリットを紹介していきます。
料理が趣味と言える基準とは？
まず、料理が趣味と言える基準を考えてみましょう。
基本的に趣味とは、自分が楽しいと思っていることであれば何でもＯＫです。
あなたが好きなら、料理や掃除、整理整頓なんかも趣味と言っても大丈夫でしょう。
「料理は好きだけど、腕前に自信は無いから・・・」
そんな心配をする人もいるかもしれません。
では他人に『趣味は料理です』と言うにはどうすれば良いのでしょう？
料理をする”目的”
「趣味は料理」と言っている人に共通するポイントは、料理をする”目的”にあると思います。
【家事として料理をしている人】と【趣味として料理をしている人】を比べてみましょう。
●家事として料理をしている人
・やらされている感、義務感がある
・作業として料理している
・できれば料理をしたくない
●趣味として料理をしている人
・自分から進んで作っている
・上達を意識して料理している
・色々な料理を作ってみたい
ポイントは、義務感を感じているかどうか、上達したいかどうか、といった意識の違いだと思います。
誰かに”やらされている”と思ってしまうと、何をやっても楽しくないでしょう。
“自分が好きでしている”と思えれば、料理を趣味と言っても問題ありません。
それでも「趣味は料理」ということに抵抗を感じているのであれば、目指す目標を設定してみて下さい。
レシピを見なくても料理を作れる
初心者のうちは材料や分量がイマイチ分かりません。
失敗したくないから、レシピを参考に作ってみると思います。
でも、何度も料理を続けていると、何となくの目分量で味付けの感覚が分かってくるでしょう。
材料も、組合わせの定番が自分の中でできてくると思います。
レシピを見ずに作れる料理がいくつかできてきたら、それは料理が趣味に変わってきています。
アレンジを加えたりして、あなたの味付けにしていきましょう。
冷蔵庫の中身だけで料理できる
雨が降っていて買い物に行くのが面倒。
急に来客があって料理を作らないといけない。
こんな時もありますよね。
でも、冷蔵庫の中にある材料だけでメニューを考えて料理できたら、これは素晴らしいことです。
簡単な料理でもいいので、「何かをサッと作れる」レベルだと趣味・特技のレベルに達していると思います。
得意料理がいくつかある
やはり「趣味は料理」と言うと、「得意料理は？」という質問が返ってきそうですよね。
なので、得意料理はいくつか用意しておきましょう。
・レシピを見なくても作れる
・美味しい、評判がいい
・料理名がある(肉じゃが、カレー、などでもOK)
得意料理は○○です、と言える料理は考えておいた方が良いでしょう。
初心者が趣味として料理を始めるには？
「料理経験が全くない初心者でも、趣味として料理を始めることはできるのでしょうか？」
もちろんできます。
誰でも最初は未経験なのですから。
何から始めたらいいのか、確認してみましょう。
自分が食べたいものから作ってみる
まず考えやすいのが、自分の食べたいもの、好きなものから始めてみることです。
・美味しいカレーが食べたい
・ハンバーグを作ってみたい
・野菜がいっぱい食べれるお鍋
このように、食べたいものを想像してみて下さい。
最初は簡単か難しいかイメージしにくいかもしれません。
しかし、まずはチャレンジしてみないと分かりませんよね。
思いついたものから作ってみましょう。
レシピを見て作ってみる
料理をしようにも、材料は何が必要なのか、調味料はどのくらいなのか、などが分かりません。
まずはレシピを見ながら料理にチャレンジしてみましょう。
料理の本を1冊買ってきて進めてみても良いですし、インターネットで調べてもたくさん見つかります。
クックパッドなら、たくさんの人が色々なレシピを投稿しています。
写真付きで投稿している人も多いので、イメージしやすいのではないでしょうか。
また、YouTubeでも料理動画がたくさん見つかります。
使いやすいレシピを選んで使ってみて下さいね。
料理初心者の方は、基本のレシピ本を見た方が参考になる場合も多いです。
インターネット上のレシピは、色々な人のアレンジ料理なので、「基礎から勉強したい！」という人には、こちらがおすすめです。
簡単な料理から始める
最初はできるだけ簡単な料理を選ぶ方が無難と思います。
とは言っても、何が簡単で、何が難しいかなんて、作ってみないと分からない場合もあります。
もし「何から作ったら良いか決められない」という人は、味噌汁から挑戦してみてはどうでしょう？
家庭料理の定番の味噌汁だったら簡単ですし、作れるようになったら便利だと思います。
あと、焼きそばや野菜炒めなんかも簡単な料理だと思うので、良かったら作ってみて下さい。
自分なりにアレンジしてみる
簡単な料理から作れるようになったら、料理の醍醐味ともいえる”アレンジ”をしてみましょう。
薄味が好き、こってりが好き、チーズやマヨネーズを加えたい、好みは人それぞれですよね。
料理を自分で作るからこそ、自分の好きなように作れます。
料理に慣れてきたら、自分の味にアレンジをしてみると良いでしょう。
せっかくの趣味として楽しむ料理なので、色々と試してみて下さい。
記録を残す
自分で楽しく料理をするのはもちろんですが、せっかくなら作った料理を写真に残しておくとモチベーションに繋がると思います。
自信が出てきたらSNSに投稿しても良いと思います。
周りの友達からの反応が良いと、より一層やる気が出てきます。
おすすめの料理やアドバイスなんかももらえるかもしれません。
SNSに投稿しなくても、自分自身の記録として写真を残しておくと、献立に困った時に見返すと便利でしょう。
日常的に料理をするメリット
ここからは、料理を趣味にするとどんなメリットがあるのか紹介していきます。
魅力的なメリットがたくさんあるので、参考にして下さい。
節約になる
毎日3食を外食すると、結構なお金がかかってしまいます。
お昼ご飯、晩ご飯だけを考えても、1日で1,500円くらいは必要なのではないでしょうか？
でも上手く自炊をすれば、食費は外食の半分以下に抑えることは可能です。
野菜や肉などをまとめ買いして保存しておいたり、まとめて作って冷凍保存したり。
料理を始めると食材の値段を知ることもできるので、より節約を意識できるでしょう。
健康的な食事を食べれる
外食やコンビニ弁当だと、どうしても糖質や脂質が多い食事になってしまいます。
野菜を食べる量が圧倒的に不足してしまいます。
肥満の原因になりやすく、生活習慣病のリスクも大きくなってしまうでしょう。
自分で料理をすることで、野菜を食べる量を増やせます。
慣れてくると、栄養バランスを考えた献立も作れるようになると思いますよ。
失敗から学べる
料理を始めたての頃は、失敗することもよくあります。
変な味になってしまって食べれない、なんてことも。
でも、その経験から調味料の量を調節できるようになったり、火加減を覚えたり。
徐々に美味しい料理が作れるようになっていくと思います。
失敗は、成長の通過点です。
美味しい料理を作るための失敗なので、落ち込まなくて大丈夫です。
味や具材を自分好みに調整できる
レシピ通りに作ることは基本ですが、慣れてくると自分好みにアレンジできるようになります。
辛めの味付けにしてみたり、チーズをトッピングしてみたり、肉の種類を変えてみたり。
自分好みに調整できるようになれば、外食よりも自分で作る方が満足できたりします。
量もお腹の空き具合に応じて増やしたり減らしたりできますよ。
食べたいものを、好きな味付けで、食べたい量だけ食べられる。
身体作りやダイエットにも自炊はオススメです。
創造力が高まる
色々な料理を作っていると、味付けのコツや調理方法などが感覚的に身に付きます。
それを活かして、様々なアレンジを考えられるようになるでしょう。
オリジナルの料理を作るのも、料理の楽しみのひとつ。
趣味として料理をしたいなら、独自のメニューも作ってみませんか。
異性にモテる
「趣味は料理です」と言うと、男女問わずモテます！
“料理は女性がする”というイメージは昔の話。
今の時代は、できる人が料理をするというのが一般的で、性別は関係ありません。
専業主婦が少なくなっている現代では、逆に家事をしない人は敬遠されるでしょう。
手際よく美味しい料理を作ることで、普段から自炊していることをアピールできます。
異性にモテる趣味として、料理は欠かせません。
感謝の気持ちに気付く
どれだけ好きであっても、やはり料理は時間がかかります。
買い出しから調理、後片付けまで。
嫌でも料理をする人の苦労を知ることになります。
その苦労を知ることで、誰かが作ってくれた料理に対して感謝の気持ちが自然と生まれることでしょう。
感謝の気持ちに気付くことで、感情が穏やかになると思います。
初心者あるあるの苦手ポイント
前の項目で『料理をするメリット』を紹介してきました。
でも全く料理をしたことがない人にとっては、乗り越えないといけない心理的なハードルがいくつかあると思います。
大きく分けると、これから紹介する4つではないかなと思います。
解決方法と一緒に紹介していくので、乗り越えられるように参考にして下さい。
後片付けが面倒
「料理をするのは楽しいけど、食べた後の片付けが・・・」
こんな人も多いと思います。
翌朝、一気に洗い物を済ませるという人も多いのではないでしょうか。
●解決のヒント
料理に慣れてくると、調理中にも余裕が出てきます。
包丁やまな板など、使い終わったものは、できるだけ料理をしている間に終わらせてしまいましょう。
茹でたり煮込んだりしている間に洗ってしまえば、時間を有効活用できます。
最初は難しいと思いますが、練習して慣れれば、できるようになると思います。
包丁を使うのが怖い
包丁で怪我をする人は多いです。
慣れない刃物を扱う時って、結構怖いですよね。
でも食材を切らずに完成する料理なんて、かなり限られます。。
●解決のヒント
包丁じゃなくてもできる作業は、他の物で安全に作業するようにしましょう。
例えば、
・皮を剥く ⇒ ピーラー
・千切り ⇒ スライサー
・みじん切り ⇒ みじん切り器
用途に合わせて、安全な調理器具を使うことも可能です。
しかも、特化した調理器具を使うことで時間も効率化できると思います。
包丁が怖い場合は、包丁を使うのを最小限に留めましょう。
日々のメニューを考えるのが面倒
毎日の献立を考えるのは結構大変です。
冷蔵庫に残っている材料も上手く活用しつつ考えるのは一苦労。
色々なメニュー、調理方法を知っていないと、面倒と感じてしまうのも無理はないでしょう。
●解決のヒント
そもそも論なのですが、これは練習して作れるメニューを増やすのが一番の近道だと思います。
初心者のうちは、インターネットで使いたい食材から検索するのも良いでしょう。
一度作ってしまえば、作り方はある程度分かると思います。
ここでもやっぱりクックパッドやYouTubeが便利だと思います。
趣味として料理を頑張りたいなら、やっぱりレパートリーはどんどん増やしていけるように頑張りましょう！
基礎から学びたいという人は、レシピ本も買ってみるのもおすすめです。
調理する時間が無い
料理をするには、ある程度のまとまった時間が必要になります。
この時間を確保するのが難しい、という人もいるでしょう。
調理時間を短くするには、どうすれば良いのでしょうか？
●解決のヒント
1つ目は、練習して作業の速度そのものを早くする方法があります。
何事も練習して慣れれば、効率の良い作業ができるようになりますよね。
2つ目は、便利グッズを使うことをオススメします。
例えば、皮むきは”ピーラー”を使う、みじん切りは”みじん切り器”を使う、など。
特化した器具を使うことで、時間は圧倒的に短くできるでしょう。
でも、料理を趣味にしたいなら、調理する作業こそ醍醐味と言えると思います。
この時間を面倒だと感じていれば、趣味にするのは難しいかもしれません。
趣味として料理のモチベーションを維持するために
趣味として料理を始めたは良いけど、「だんだんと飽きてきた」、「ちょっと疲れてきた」。。
なんて人もいるかもしれませんね。
そんな人は、モチベーションアップになることを考えてみませんか？
調味料にこだわってみる
料理が好きな人は、調味料にこだわっている人が多いように感じます。
・中華料理などの調味料
・ハーブなどの香草
・岩塩やブラックペッパー
いつもの料理にプラスして、ワンランク上の味を目指してみるとモチベーションアップになると思います。
自分なりの隠し味の定番を探してみると良いかもしれませんね。
食器にこだわってみる
盛り付ける器などにこだわってみても楽しいと思います。
お洒落なお皿に盛り付けるだけで、いつもよりも豪華な料理を作った気分になれます。
せっかくなら、写真を撮ってSNSに投稿するのもアリですね。
みんなからの反応が、さらにモチベーションをアップさせてくれることでしょう。
調理器具にこだわってみる
調理器具を新しく買うことも料理へのモチベーションになるのではないでしょうか。
例えば、
・サイズ違いのフライパン
・オーブン付きのレンジ
・時短のための調理器具(みじん切り器など)
お気に入りの調理器具があれば、料理をしたい気持ちにさせてくれると思います。
Amazonや楽天市場で探してみると、新しい便利な調理器具に出会えるかもしれませんよ。
料理は食べる人の気持ちを大切に
趣味として料理をすることについて色々と紹介してきました。
料理をする上で大切なのはハートだと思います。
気持ちのこもった料理は、誰からも喜ばれることでしょう。
食べる人を想像しながら料理することで、あなたの料理スキルも磨かれると思います。
もちろん、自分で食べる料理も、自分好みの味を追求してみて！
趣味として楽しむなら、食器や調味料、調理器具などにこだわってみるのもアリです。
そんな時に便利なのがAmazonや楽天市場などの通販サイトです。
うまく利用して楽しく料理を楽しんでくださいね！
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