あなたは普段、読書をしていますか?
社会人になると、自分の時間が極端に少なくなってしまいます。
「本を読む時間なんて無い!」なんて人も多いかもしれません。
しかし、社会人にとって読書にはたくさんのメリットがあります。
ぜひ読書を習慣にして、仕事に、私生活に、色々な場面で活かしてくださいね!
社会人は本を読んでる?
実際に社会人は1ヶ月にどのくらいの本を読んでいるのでしょうか?
文化庁が実施した世論調査の結果では、社会人が1ヶ月に平均で読む本の数は、
平成 30 年度「国語に関する世論調査」の結果の概要
・読まない 47.3%
・1~2冊 37.6%
・3~4冊 8.6%
・5~6冊 3.2%
・7冊以上 3.2%
となっています。
これを見ると、半数近くの社会人が読書をしていないことが分かります。
しかし、読書と年収に相関関係があるというデータもあります。
読書の頻度と年収に関する調査結果
1 カ月間に読む本の平均冊数と、世帯年収の関係をみたところ、1 カ月に最低 3 冊以上本を読むのは、
世帯年収が「1500 万以上」の人が最も多く 40.5%、
最も少ないのは「300~500 万未満」の人で 22.6%という結果となりました。また、「0 冊」と、1 カ月に 1冊も本を読まないと回答した人が一番少ないのは
世帯年収が「1500 万以上」の人で 9.5%、
「0 冊」と回答したのが一番多かったのは「300~500 万未満」の人で 28.8%となり大きく差が出ました。世帯年収が高いほど読書量が多い傾向があるということがうかがえます。
引用元:現代人の読書実態調査
年収が高い人ほど読書をする習慣があり、年収が低い人ほど読書をしない傾向が見られます。
では、読書にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
読書をするメリット
社会人が読書をすることは、たくさんのメリットがあります。
読解力が身に付く
本を読むことは、読解力が身に付きます。
読解力は社会人にとって重要なスキルです。
仕事の資料に目を通したり、新聞やインターネットの情報を読んだり。
短い時間で大切な情報を正しく入手するには、読解力が必要です。
正しい文章を学べる
仕事では、資料を作ることも多いでしょう。
資料を作る時は、できれば正しい文章(日本語)で書きたいですよね。
本を日常的に読んでいると、自然と日本語を学んでいることになります。
語彙力が増えれば、それだけ仕事にも活かせます。
常識力が高まる
メリットの1つとして「語彙力が増えること」、と紹介しましたが、これは日常会話においてもメリットになります。
普段の会話で使われる日本語を、正しい意味で使っていないと恥ずかしい場面もあります。
また、読む本のジャンルによっては、社会人なら知っていて当然な内容もあるでしょう。
ビジネス書や投資関係など、社会人であれば有名な本は1~2冊だけでも読んでおいて損は無いと思います。
知識量が増える
本を読むことの最大のメリットは、なんと言っても「知識が増えること」です。
今まで紹介してきた内容も、ざっくりと言ってしまえば”知識”としてまとめることもできるのですが、本自体に書かれている内容を理解することで、新しい知識を得ることができます。
趣味の本でも、勉強の本でも、ファッション雑誌にしてもそう。
目的を持って読むことで、本に書かれている内容を学ぶことができます。
「読書はたまにするけども、なかなか続かない。。」
そんな人もいると思います。
では、読書を習慣化するにはどうすれば良いのでしょうか?
読書を習慣にする方法
読書を習慣にするための方法を紹介します。
読書の時間を決める
「時間ができたら本を読もう!」
このように考えている人は、なかなか続きにくいのではないですか?。
時間があっても、別のことを優先したり、気分が乗らないからと諦めてしまうことが多いと思います。
なので、まずは読書の時間を決めてしまうことをおすすめします。
例えば、
・朝起きてからの30分
・通勤の電車の中で
・休憩時間に
・寝る前の30分
・〇曜日の終業後にカフェで
このように、先に時間を決めておけば、読書しやすいでしょう。
あなたの生活リズムに合わせて、自分なりのルールを決めて下さい。
読書の目的を考える
なんとなく読書、と考えていても続きにくいです。
目的を持って本を読むことで、続ける意欲が湧いてきます。
例えば、
・趣味の知識をもっと深めるために読む
・〇〇について学びたいから
・周りの人と共通の話題が欲しいから
理由は何でも良いです。
あなたが本を読む目的を考えてると、目標を持って読書できるでしょう。
読みたい本をストックする
慣れていない間は、1冊読み終わったら達成感が出てくると思います。
「次は何を読もうかな?」
と考える人もいるでしょう。
しかし、次の本を探している内に、だんだんとモチベーションが下がって。。
こんな経験がある人もいるのではないですか?
この問題を解決する為には、本をストックしておくことをおすすめします。
読みたい本、気になっている本があれば、その都度買っておきましょう。
「あの本、何て名前だっけ?」と忘れてしまうリスクも避けられます。
集中できる環境を作る
本を読むのに適した環境を作ることも大切です。
・読書中はスマホを触らない
・自分にとって読みやすい姿勢を探す
・自分に適した時間を探す
・読書の場所を考える
自宅で集中できない場合は、カフェや図書館に行ってみるのも良いでしょう。
あなたにとって読書しやすい環境を考えてみて下さい。
社会人にオススメな書籍5選
①『人を動かす』(デール・カーネギー)
この本は、自己啓発本の中でも、かなり有名な本です。
タイトルの通り、人を動かくことについて書かれていて、マネージャーやチームリーダーなどの立場の人ならぜひ読んでみて欲しい1冊です。
そのような立場を目指している人も、今のうちに読んでおくと勉強になると思います。
個人的には、仕事だけではなく、人と関わる場合に使える内容だと思います。
家族、友達。恋人など、相手の立場を考慮した発言・行動ができるようになると思いますよ!
②『チーズはどこに消えた?』(スペンサー・ジョンソン)
2匹のネズミ「スニッフ」「スカリー」、それと2人の小人「ヘム」「ホー」という2匹と2人の物語。
迷路の中でチーズを求めて歩き回るのですが、2匹と2人で、それぞれ考え方や行動が異なります。
この本の主題は変化に対して、どのように行動すべきか。
また、変化に対してどのような心の準備をしておくべきなのか。
今後の人生を進んでいく上での行動指針になると思います。
変化が激しい現代においては、読んでおきたい1冊だと思いますよ!
③『「心のブレーキ」の外し方』(石井 裕之)
人間は、実は”潜在意識”に支配されています。
「なぜか上手くいかない」のは、上手くいかない潜在意識が働いているから。
では、逆に「上手くいく潜在意識」を育てるにはどうしたら良いのか?
この本では、自分の潜在意識をコントロールして、前に進む力を与えてくれます。
何かに挑戦したい、ポジティブになりたい、成功したい、と思う人には大きなヒントになると思います。
④『鏡の法則』(野口 嘉則)
この本を読んだ9割の人が感動の涙を流した1冊です。
息子が学校でいじめられていることを知った母親が、不思議なコンサルタントからの助言を実践。
不思議なことに、今までの悪い状況が次々と解決していくのです。
人間関係に悩んでいる方、大切な人との関係を改善したい方、感動に飢えている方、皆さん読んでみて下さい。
今後の人生について考えさせられる本だと思います。
⑤『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー)
自己啓発に関する書籍として、日本でも有名な1冊です。
この本には成功する為に必要な7つの習慣が書かれています。
誠意・謙虚・誠実・勇気・忍耐などの人格を磨くための具体的な習慣を教えてくれます。
人生哲学の定番として、長く愛される本です。
本書に書かれた「人格主義」について学ぶことで、自分自身の行動指針・思考指針となることでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
読書をすることは、新しい知識を得ること。
古代ギリシャの哲学者プラトンはこんな言葉を残しています。
「いかに知識を身につけたとしても全知全能になることなどはできないが、勉強しない人々とは天地ほどの開きができる。」
学ぶことは無駄にはなりません。
社会人こそ読書をして、周りと差をつけましょう!
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