マカダミアナッツって、すごく美味しいんですよね。
ナッツの中でも食べやすくて人気が高いマカダミアナッツ。
実は栄養も豊富で、健康や美容にも良いんですが・・・。
「ついつい食べ過ぎてしまうことも多い。」
なんて人もいるでしょう。
そんな人のために、マカダミアナッツの栄養や健康への効果、1日あたりの目安の摂取量や、マカダミアナッツを食べ過ぎるとどうなってしまうのか、などについて詳しく紹介していきます。
マカダミアナッツ好きの人、ナッツ全般に好きな人、もしくは健康オタクの人まで、最後までぜひ読んでみて下さいね!
マカダミアナッツの栄養
まずはマカダミアナッツの栄養について確認していきましょう。
エネルギー (kcal) | 736 |
タンパク質 (g) | 9.2 |
総脂質 (g) ※1 | 74 |
総炭水化物 (g) ※2 | 7.9 |
飽和脂肪 (g) | 10 |
不飽和脂肪 (g) | 59.8 |
多価不飽和脂肪 (g) | 3.8 |
オメガ3脂肪 ALA (mg) | 99 |
トランス脂肪 (g) | 0 |
糖質 (g) | 4.6 |
食物繊維 (g) | 6.4 |
この他にも、ビタミンB群、カリウムやマグネシウムなどのミネラル、鉄分や銅など、様々な栄養成分が含まれています。
でも、これだけ見せられても分かりにくいですよね。
次の部分で詳しく解説していきます。
マカダミアナッツの栄養と美容・健康への効果
上の部分で紹介した栄養成分について、健康や美容に影響する部分を解説していきます。
「オレイン酸」で生活習慣病の予防
マカダミアナッツにはオレイン酸という不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
このオレイン酸は、血液中の悪玉コレステロールを減少させてくれる働きがあります。
血管の健康を保って、生活習慣病の予防をしてくれるんですね。
悪玉コレステロールが増えすぎると、血管の内壁にコレステロールが付着して血管を塞いでしまいます。
それが動脈硬化や高血圧、糖尿病などを引き起こす原因になると言われています。
オレイン酸がその悪玉コレステロールを減少させ、善玉コレステロールを増加させてくれる働きをしてくれます。
「パルミトレイン酸」で美肌効果
パルミトレイン酸も不飽和脂肪酸の1つです。
血管を丈夫にしてくれたり、また皮脂の分泌や皮膚の生成を助けてくれる働きがあります。
そのため、肌に潤いとハリを与えてくれる効果もあり。
また、パルミトレイン酸も高血糖や高血圧、糖尿病、脳卒中などの予防になると言われています。
「ビタミンB群」でエネルギー代謝を高める
マカダミアナッツには、ビタミンB群も豊富に含まれています。
ビタミンB群には、エネルギー代謝を助けてくれる作用があります。
ビタミンB群は様々な酵素の補酵素として働いていて、エネルギー代謝を高めるために欠かせない栄養素なのです。
エネルギー代謝が上手く行われていないと、食べた栄養素が体内でちゃんとエネルギーになってくれません。
その結果、倦怠感や疲労感を感じやすくなってしまいます。
ビタミンB群をしっかりと摂取することで、倦怠感や疲労感を解消できるということです。
エネルギーとして消費されるカロリーも増えるので、ダイエット効果も期待できます。
「食物繊維」で便秘解消、美容・ダイエット効果
ナッツ類には全般的に多く含まれている食物繊維。
食物繊維についても確認しておきましょう。
食物繊維は体内で消化されません。
消化されないまま腸を通過し、腸内の掃除をしてくれます。
そして便秘の解消にも効果があると言われています。
また食物繊維は善玉菌を増やす効果もあり、腸内環境の改善にも役立っている訳なんですね。
腸内環境が改善されると、新陳代謝も向上し、ダイエットや美肌にも効果がありますよ。
マカダミアナッツの1日当たりの目安摂取量
ここまでマカダミアナッツの栄養について紹介してきました。
「健康や美容に効果があるのは分かったけど、1日にどのくらい食べたら良いの?」
そんな疑問を持たれた方も多いでしょう。
ここからはマカダミアナッツの1日あたりの適切な摂取量を紹介します。
マカダミアナッツの摂取量、ズバリ30gです!!
目安としては、大体15~20粒くらいです。
「1日30gなんて少ない。もっと食べたい!!」
という人もいるかもしれません。
もしもマカダミアナッツを食べ過ぎたらどうなるのでしょうか?
マカダミアナッツを食べ過ぎると・・・?
マカダミアナッツを食べ過ぎてしまった場合に起こりうる症状を紹介します。
①肥満
マカダミアナッツは健康に良いのですが、高カロリー・高脂質の食品です。
そのため、食べ過ぎると単純に摂取カロリーの問題から肥満につながる可能性があります。
健康や美容に良いとはいえ、食べ過ぎには要注意です。
②便秘・下痢
食物繊維の働きで便秘を解消してくれますが、食べ過ぎには要注意。
ナッツ類に含まれる食物繊維は水溶性食物繊維と呼ばれるもので、腸の中で水分を吸収して膨張し、腸内の掃除をしながら便として排出されます。
水溶性食物繊維を摂りすぎると、腸内に大量の水分を吸収した食物繊維が存在します。
便自体の水分も吸収してしまい、腸内で動きにくくなってしまいます。
その結果、排出までに時間がかかってしまい、結果的に便秘と同じ状態になりかねません。
また、消化不良を起こして逆に下痢になってしまう場合もあります。
③肌荒れ・ニキビ
マカダミアナッツ自体には不飽和脂肪酸やビタミンB群の働きで肌荒れやニキビを抑えてくれる働きがあります。
しかし、バターや塩で味付けされたマカダミアナッツの場合は要注意です。
バターは皮脂の分泌量を増やしてしまうので、皮脂で毛穴が詰まってしまう恐れがあります。
また塩分は内臓に負担をかけるため、これも肌荒れ・ニキビの原因になってしまいます。
マカダミアナッツの食べ方アレンジ
個人的にはマカダミアナッツは生のまま、もしくは素焼きで食べるのが1番好きです。
ですが、人によっては食べにくかったり、飽きてしまったり、ということもあるでしょう。
そんな人のために、マカダミアナッツの食べ方のアレンジを紹介します。
①定番のマカダミアチョコレート
はじめに、マカダミアナッツといえばチョコレートのイメージが強い、という人も多いと思います。
大手お菓子メーカーもチョコレートに入れて販売していますから。
チョコレートと一緒に食べるのは間違いなく相性抜群で美味しいです。
マカダミアナッツが食べにくいと感じている人は、まずはこの食べ方から試してみてはいかがでしょうか?
②焼き菓子に入れる
代表的なアレンジ方法は、焼き菓子に入れる方法です。
コンビニやスーパーでも目にしたことがあると思いますが、クッキーやフィナンシェ、ブラウニーなどにして食べると相性抜群!
お菓子作りが趣味な人にはピッタリの食べ方ですね。
もしくは、この機会にお菓子作りにチャレンジしてみるのもあり!?
③軽く砕いてサラダのトッピングに
実はサラダのトッピングにも使えます。
サラダに使う場合はローストされたマカダミアナッツの方がおすすめです。
食感が出て意外と美味しいですよ!
軽く砕いて、サラダの上にトッピングしてみましょう。
④ハチミツやジャムと一緒に
マカダミアナッツに手を加えるのが面倒な人には、ハチミツやジャムと一緒に食べるのがおすすめ。
シンプルに添えるだけで済むので、手軽に美味しく楽しめます。
またジャムの味を変えたりもできるので、飽きも来ないでしょう。
⑤ヨーグルトに入れる
ヨーグルトも健康食品として有名です。
ビフィズス菌の力で腸内環境を整えてくれるので、マカダミアナッツと一緒に食べることで相乗効果も期待できます。
ヨーグルトとも相性もよく、美味しく食べれますよ。
⑥アイスに混ぜてみる
市販の物にもありますが、バニラアイスにマカダミアナッツを入れても美味しいです。
マカダミアナッツの甘味が良い感じにマッチして相性抜群です。
もちろんチョコアイスに入れても美味しいですよ!
マカダミアナッツはどこに売っているの?
「マカダミアナッツが体に良いのは分かったけど、どこに売っているのか分からない・・・。」
そんな人も多いでしょう。
なぜなら、マカダミアナッツは流通量が少ないうえに超人気ナッツなのです。
なので入荷してもすぐに売り場から消えてしまう、という販売店も少なくありません。
身近で売っているとしたら、スーパーのナッツ売り場、もしくはコンビニのおつまみコーナー。
もしくは輸入食品を扱っている小売店も売っている可能性が高いです。
ドン・キホーテ、成城石井、カルディなどでも、店舗によっては扱っています。
でも、どうしても見つからない場合は、通販で購入するのが手っ取り早いでしょう。
個人的には、通販でマカダミアナッツを購入する方が断然おすすめです。
なぜなら、
①選択肢が多い
→生やロースト、塩の有無、など、自分の好みに合わせて選べる。
②量を選べる
→まとめ買いしたい派、こまめに定期的に購入したい派、なども臨機応変にできる。
③探しに行く手間が省ける
→「店に行って、結局無かった」これが一番ショックではありませんか?通販ならほぼ確実に手に入ります。
これらの理由から、僕はいつも通販で買っています。
個人的におすすめなのは、ローストの無塩!!
香ばしいマカダミアナッツの香りが楽しめるのが特徴です。
まとめ
マカダミアナッツについて紹介してきましたが、いかがでしたか?
マカダミアナッツは本当に栄養豊富で健康・美容にも良い食品です。
栄養豊富ですが、カロリーが高いのも事実。
食べ過ぎると逆に健康を害することもあるので、1日の摂取量は30g程度に抑えてくださいね。
くれぐれも食べ過ぎ注意!!
美味しいナッツ生活を楽しんでくださいね!
マカダミアナッツ以外のナッツについて知りたい方は、こちらも参考にしてみてください。
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